今、受託開発の危機に!!
昨年12月に「藤高跡地問題」で、市民の意向を全く無視した市や市議会の対応を報告いたしました。その後の報告です。
県は藤沢市が跡地購入を断念した後、民間への売却を「藤沢市の要望を入れた条件を付けて」参考価格21億9500万円で公募を行い、その結果が4月25日に新聞に掲載されました。参考価格と全く同じ額で売却とあり、その上、公募にうたっていた「福祉の街日本一のモデル事業」はどこかへ行ってしまい「ただの戸建て住宅販売の開発」と大差ない結果でした。
藤高跡地は市民にとって、様々な利用価値のある大切な場所です。そのため、私たちは民間売却を進めている県に異議を唱え、2月6日に監査請求を提出。県が藤沢市に示した初期の金額(約50億円)とプロポーザル方式で示した金額(21億9500万円)の差額について質したところ、明快な回答が示されないまま棄却されたため、やむを得ず「売却差し止めの行政訴訟」に踏み切りました。
これを契機に市と県が再度話し合いを持ち、市が買い戻す機運が出てくることを切に願っています。
藤高跡地は広々とした敷地に福祉施設をはじめ生涯学習の様々な場が提供可能です。市が計画している「旧東海道藤沢宿を街並み継承地区に」の回遊拠点としても最適です。皆様のお声をぜひお寄せ下さい。
藤高跡地を守る市民の会
事務局/藤沢3の1の11
【FAX】0466・26・8807